神戸は京都・大阪と並んで関西を代表する街の一つである。神戸は、港町としての歴史は長く、特に明治時代以降は横浜・長崎・函館と並んで異国文化溢れる数少ない町であった。今なおハイカラな建築や食文化が街の顔として多くの観光客を迎えている。
市域は六甲山地の南北に広がっており、南側は瀬戸内海に面した東西に長い港町が美しい夜景が有名である。一方、北側は広い台地を活かした農業や温泉町として発展する。それぞれの地域が見せるさまざまな表情もまた神戸の魅力の一つと言えよう。
南京町は日本三大チャイナタウンの一つに数えられ、中国風の意匠を特徴とするチャイナタウンである。東西約200m、南北110mの範囲に100あまりの店舗が軒を連ねる。店頭の路上で点心、豚まん、スイーツ、食材、記念品などを売る。三宮・元町界隈を中心に中華料理店の名店が多い。JR元町駅の南にある南京町では中華料理の名店・中華食材店・中国茶専門店などが集まり、店先には中華屋台が所狭しと並んで食べ歩きを楽しめる。餃子が安く、タレが特徴的。ラーメン店においても餃子提供が多い。
他には外国人居留地があったことや国際港であることから、中華だけでなく様々な国の料理が楽しめるのも特徴。老舗も多く、特に北野町界隈にはロシア料理やインド料理・メキシコ料理、スイス料理、ドイツワインの店など、かなり狭い範囲内に多様な国籍の料理店が散在し、多国籍の食材を扱う店舗も見受けられる。また、ヨーロッパ人が製法を持ち込んだという歴史的背景もあり、パンや洋菓子は非常にレベルが高く全国的なブランドも少なくない。
また、神戸は、スーパーコンピュータ「富嶽」(世界最速のスーパーコンピュータ)や神戸大学医学部卒業者でi-PS細胞によりノーベル賞を受賞した山中伸也教授や、i-pS細胞を利用した最先端医療、新幹線製造等最先端の技術研究でも有名です。
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